Vanguard氏の覚書

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白燐弾について

 なんか米軍がイラクで白燐弾使って非難されている・・・。
非難している内容が突っ込みしてくださいって言うないようですがね。
なので、可笑しい所は突っ込んでみる。

 私は、事実として間違っているところを指摘するだけで、白燐弾を使う善悪を論じたいわけじゃないです。
まぁ、最低限の科学の知識を持ってないと騙されますよって事ぐらいは言いたいですがね。

非難されている内容は


 米軍が使っているであろうM-15白燐榴弾は,爆発半径は17メートルあって,燃焼温度は5000度だ.
 身体に付着した破片を取り去ると,空気に触れて自然発火する.
 だから,取り去る前に,怪我をした箇所を水につけなければならない.
 破片はすぐに水にひたさなければならない.

 白燐(黄燐)は酸素の少ない水に触れるとホスフィンを出すが,これがおそろしいガスだ.煙を吸入すれば,「phossy jaw」と呼ばれる症状が起きる.
 口に傷ができるがそれは治ることなく,顎の骨自体が砕けてしまうこともある.
 白燐(黄燐)は少量(小匙1杯未満)摂るだけで,吐き気,嘔吐,肝臓障害,心臓障害,腎臓障害,ひどい眠気をもよおすし,時には死に至ることもある.



まぁ、すぐ突っ込もうと思うところは
「酸素の少ない水」でしょうね・・・
水ってH2Oで・・・酸素の少ない水ってこの世に存在できないんじゃないか・・・
酸素の少ない水=H2になって、そりゃ水素じゃないかと。
また、白燐は湿った空気中で酸化され自然発火するため、水中で保存する。

 それに、M-15は白燐手榴弾です。
現在は、ほぼ後継のM34に切り替わっている。
白燐手榴弾は、第一次世界大戦から使われ始める。
世界中の軍隊で第一次世界大戦から、手榴弾として使われているって事は、当然ほかの用途の爆弾にも使われているだろう。
WW2には、ドイツ砲兵の標的弾として使われている。
あと、火炎瓶の材料としても使われている。
そんな、昔から良く使ってる兵器を非人道的といわれても困るだろうなぁと・・・。
White Phosphorous(WP/白燐)手榴弾といわれる。
M15のスペックは
黄隣発煙手榴弾 M15
延期時間約3秒
発煙時間約1分
黄隣飛散半径約10~15m
有効煙の地域約20m×20~30m
重量850g

 「ホスフィンを出すが」とあるが
リンは燃焼すると十酸化四リン(五酸化二リン)ができる。
十酸化四リン(五酸化二リン)は脱水剤として使われる。
また、脱水剤として電球製作時、医薬品や農薬の原料、試薬として利用される。
日本国内で4000~5000くらいは生産されている。

 「ホスフィン」は、リン化水素という。
 半導体製造のドーピングガスの原料として使われる。
生成方法は リン化カルシウムに水を加える。
M-15(白燐手榴弾)は・・・当然燃える。
だけど、リン化カルシウムがないとリン化水素が発生しないので・・・実際の戦場では発生しないかと。
大体・・・そんな危ない気体を発生させたら、風向きによって自分のところにも来て被害が出るでしょうし、発生させた拠点を占拠するときはいちいち無毒化させないといけないんじゃ使い勝手が悪すぎるかと。

「白燐(黄燐)は少量(小匙1杯未満)摂るだけで,吐き気,嘔吐,肝臓障害,心臓障害,腎臓障害,ひどい眠気をもよおすし,時には死に至ることもある.」
これは、合ってるかもしれない。
白燐は猛毒ってのは事実(ほかのリンはほとんど無毒)。
 「白燐は危険=白燐を使って化学反応をするM-15白燐榴弾は危険」ってのは別に良いんじゃないのかなぁ、兵器として危険じゃないほうが用途と照らし合わせてどうかと思うし。
それに、化学実験やるとわかるけど危ない薬品はたくさんあるしね。
化学実験で、反応物は危険で生成物は危険じゃないという場合はたくさんあるし。

 化学兵器は、毒性化学物質を使い人や動物に対して被害を与えるために使われる兵器。
今回のM-15白燐榴弾はこれに該当しません。
化学兵器=化学反応を行う兵器ではないですので・・・。

 燃焼温度は、私は白燐の燃焼温度を知らないのでスルーしたいところですがそうもできそうもない。
5000度ってどう考えても高すぎる。
太陽の表面温度は5500度くらい。
あれ・・・太陽の表面温度並みにあるぜ・・・
これって、単位はアメリカで使われているファーレンハイト(F)でしょうね。
日本で使われているセルシウス度に直すと2500度くらいかと。

以上。
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  1. 2005/11/24(木) 12:56:45|
  2. その他
  3. | コメント:1
<<温度比較(M-15白燐榴弾の燃焼温度に対する疑問) | ホーム | WEB2.0 まとめ>>

コメント

コメントありがとうございます。
そういってもらえると、こちらも書いていくやる気が出ます。
華氏と摂氏の計算は、面倒だったのと細かいところ気にする人は自分でやるかなと思ってやらずにサボりました、スマソ。
計算式は (華氏-32)×9分の5です。

太陽の表面温度は・・・度で書いているところは6000度がほとんどなんですが、K(絶対温度 ケルビン)で書いているところは5500~6000までばらつきがありました。
なので、度よりはK表記のほうが信頼性が高そうだから、間を取って5750Kを度に変換(絶対温度273で引く、5750K-273(単位なし)=大体5500度)して書きました。
黒点やコロナも同様に、信頼できる値が・・・って感じなのでお許しを。

敵対者にとって危険と感じない兵器は、兵器じゃないですよ(笑
  1. URL |
  2. 2005/11/22(火) 00:21:35 |
  3. Vanguard #-
  4. [ 編集]

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