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虚業と実業に関する一考察。
反論・異論・賛同など意見待ってます。
…世間が一つの事を言い出すと本当かどうか疑うのが私なのだ。
宇宙に関する部分を加筆。
まず、定義を知るために辞書的な意味合いから。
言葉の意味を知らねば何も分からないしね。
虚業
〔「実業」からもじって作られた語〕
投機的な堅実でない事業。
大衆をだますうさんくさい事業。
実業
農業・工業・商業・水産業などのように、商品や原料の生産・売買に関する事業。
それで、ライブドア問題については虚業の定義の大衆をだます胡散臭い事業が当てはまり、虚業と成る訳だね。
粉飾決済で大衆をだまして株価を吊り上げる胡散臭い事業ということだね。
マスコミや世間一般に言う虚業は果たして大衆をだます胡散臭い事業ということで使っているだろうか?
いや、虚業定義の投機的な堅実でない事業。というのを適応している気がする。
IT産業は目に見える商品を作ってないから虚業…。
しかし、ITが社会インフラと化しているのは事実。
グローバル化が進む中、鍵となり武器となり得るのも事実。
少子高齢化の中で今までどおりにIT導入なしに汗水垂らして働くだけで、諸外国と戦えるか?と言われればそれは無理と答えるのも事実。
投資家は目に見える商品を作ってないし、一日で現金でない数百億が簡単に動くから虚業…。
しかし、投資家が投資しなければ経済は活性化せず、(銀行で借りれる額は必要十分であるはずもなく)優秀な小企業に投資しなければ資金繰りに厳しい小企業は成長できないのは事実。
お金が
投資家→企業→労働者
と流れているのも事実。
そもそも、己の企業が自転車運転に近くなく、万全だといえる経営者はどのくらいいるだろうか?
お金自身が使っている人達が信頼しているという前提を基にし、見えなく触れない価値を認めているのは事実。
札も硬貨も物質自体には価値がなく、信頼自体に価値があるというのは事実。
これは、虚の状態といえるのではないだろうか?
そのお金が社会の基盤というのも事実。
巨額の金が動くときは、銀行のコンピューター上でのやり取りだけで済み、現金で動かないのも事実。
また、コンピューター上だけの現金を使わない一種の信頼取引だからこそ決算が便利になり経済が発展したのも事実。
数学の話だが、虚数iが二乗すると-1になる。
この虚数iを使うのが工学や量子力学など現代社会の基礎理論というのも事実。
想像上の虚数iがとても役に立っている。
i×i=-1、つまり虚に虚を掛けると実数になる。
現実も似たところがあるのでは?
まぁ-1になるのが笑えるがね。
恋愛自体も愛情とか相手を思う気持ちとか一種虚といえるものではないか?
実と言い切れるか?
小説や音楽・映画などもフィクションの世界を扱っているから虚では?
以下加筆部
そういえば、この宇宙そのものは虚時間を通って実時間になりましたね。
虚時間の一点が実時間に変化しましたね。
宇宙は虚から始まり実にいたったわけです。
サイクリック宇宙論では、30~50回目の宇宙らしいですし、インフレーション宇宙論だと孫宇宙とかが一杯出来るし、量子力学の多世界解釈では平行宇宙の存在があるんじゃない?と言われていますしね。
この世界なんて一つの劇場程度のものでは?と思うときがある。
この世は虚にあふれているように思える。
結論としては、虚と実という二項対立的な関係ではなく、陰陽のように虚と実が互いに交じり合った状態が現実ではないか?と言いたい訳だ。
今回のライブドアも虚と実が交じり合った状態にあるのではないかと考える。
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- 2006/01/28(土) 18:52:46|
- IT
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